こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。
この記事ではこんなことに触れています。
- ペットシッターになるための方法と勉強できるところについて
今、この記事を見ているということは
「あなたはペットシッターという職業に興味を持っていますね?」
年々、ペットの飼育頭数がどんどん増えていっている世の中。
それに伴い、需要が増えてきているのが
「ペットシッター」
のお仕事です。
特に、ここ数年で飼育頭数が増え続けている猫の場合、ペットホテルなどいつもと違う場所に預けると環境の変化によるストレスから体調を崩してしまうことも多く、
家に来てお世話をしてもらえるペットシッターはまさに救世主的存在!
また、動物が好きでも飼えないような状況にある人にとっては
「ペットのお世話をしてお金がもらえる」
という、まさに双方にとって”WINWIN”な職業!
そんなペットシッターですが、日本ではまだあまりメジャーな職業ではなく
「詳細がよくわからない」
という方も多いことでしょう。
ということで今回は
- じつはペットシッターになること自体はカンタン
- ”真のペットシッター”になるためにとる方法
- ペットシッターになるための学校ってあるの?
について解説させていただこうかなと思います。
ペットシッターになれればいつも動物と触れ合う毎日が待っていますよ。
じつはペットシッターになること自体はカンタン
まず、「ペットシッターになること」に関してなんですが、
「ペットシッターになる」それ自体はすぐにできます。
「え?そうなの?」と思われるかもしれませんが、きちんとペットのお世話さえできれば年齢や学歴など関係ナシ!
すぐに始めることも可能なんです...”始めるだけ”ですけどね。
ペットシッターになるには資格が要らないが...
「ペットシッターにはすぐなれる」という理由として、
ペットシッターには国が定める公的な資格がない
からです。
ということは
「自分は今日からペットシッターを始めました」
と言っても問題はないということです。
※個人で開業する場合には申請が必要です
でも、考えてみてください。
そんな”自称”ペットシッターにお金を出してまで自分が大切にしているペットのお世話をしてもらおうとする人なんていませんよね。
”自称”なんてつくのはニュースで見る犯罪者の職業くらいのもんです(笑)
これはちょっと偏見が過ぎましたかもしれませんが、自称ではそれくらい信用されないということです。
特に、ペットシッターは飼い主さんが留守中の家で代わりにペットのお世話をする仕事です。
なにより”信用が重要”になってきます。
では、どうすれば信用が高くなるのでしょうか?
ペットシッターとしての資格を取るべき
いちばんの信用を得ることは「長くやってきた経験」ということになるのでしょうが、始めたばかりではどうしようもありませんよね。
そこで、始めたばかりでも信用してもらえるのが
「資格を取る」ということです
先ほど「ペットシッターになるための資格はない」と言いましたが、あくまでそれは
”国が定める公的な資格の話”です。
ペットシッターとしての資格には「民間の資格」を取るようになります。
「スクール」や「通信講座」または「独学」などで知識を学び、それぞれの団体が認める資格を取ることがペットシッターとしての信用性を高める方法です。
民間の資格には一例として
- ペットシッター士
- 認定ペットシッター
- 愛玩動物飼養管理士
などがあります。
また「動物看護師」といった資格もあれば、持病を持っているペットのお世話に関しても信用をしてもらえるようになるでしょう。
”真のペットシッター”になるためにとる方法
ペットシッターになるためには途中の過程がどうであれだいたい2つの方法に絞られます。
それが
- ペットシッター関連の会社に入る
- 個人で開業する
の2つです。
詳しく解説していきましょう。
ペットシッター関連の会社に入る
ペットシッター関連の会社の求人に応募したり、アルバイトやパートとして入ることでペットシッターになる方法です。
先ほど述べたようにペットシッターになるために必ず必要な資格といったものはないので、そういった会社に入ることでペットシッターになることができます。
会社に入るとペットシッターとしての仕事を周りの方に教えてもらいながら働くことができるので、早くスキルアップしていくことができます。
おもな就職・アルバイト先としては
- ペットシッターの加盟店
- ペットシッターの派遣会社
- ペットショップ
- ペットホテル
- 動物病院
といったところがあります。
ペットシッターの加盟店や派遣会社はもちろんですが、最近ではペットの飼育頭数の増加に伴い、
- 「ペットショップ」
- 「ペットホテル」
- 「動物病院内にあるペットのシッティング部門」
といったところでの需要も増えてきているようです。
ただ資格がなくても働けるとはいえ、後々資格があった方が良いのは間違いありません。
働きながら資格を取ることをも考えておきましょう。
個人で開業する
ペットシッターは飼い主の家に行ってペットのお世話をするのが基本的な仕事なので、自宅を事務所にすれば店舗を構える必要がありません。
また、1人で始めることも可能なため開業費用、運転資金を安く抑えることができます。
そういった意味では、個人で開業しやすい職業なのではないかと思います。
ただ、ペットシッターとして個人で開業するためには
「第一種動物取扱業(種目:保管)」の登録申請を各自治体へ申請する必要があります。
この登録申請をするにあたって、まずは
事業所ごとに1名以上の「動物取扱責任者」を配置することが義務づけられています。
その「動物取扱責任者」の条件とは
- 半年以上の実務経験がある(ペットショップなど)
- ペットの専門学校や教育機関で1年以上学習し、卒業している
- ペットに関する資格を取得している
※「 1」の条件は必須で合わせて「2」か「3」を満たしていなければなりません(「1」+「2」もしくは「3」ということ)
となっています。
条件を満たし登録申請をしたら、後は審査に通れば無事に開業できるようになります。
ペットシッターになるための学校ってあるの?
ペットシッターになるための知識を学べるところはいろんなものがあります。
- 大学
- 専門学校
- スクール
- 通信講座
などがそうです。
この中でいちばん長くかかるのは「大学」で4年かけて学ぶことになります。
反対に、いちばん短くて済むのは「スクール」で1週間~2か月くらいです。
自分の状況やとりたい資格などを考えて、どこで学ぶかを決めるといいでしょう。
大学で学ぶ
大学で学ぶ場合、4年かけて動物に関することを深く幅広く学んでいくようになります。
ただし大学の場合、
- 「獣医」
- 「動物園・水族館などの専門スタッフ」
など”国家資格”が必要になる職業について学んでいくところが多いので
”ペットシッターになるため”
というと行くところが限られてしまいます。
専門学校で学ぶ
専門学校で学ぶ場合、2年~3年かけて専門の知識を学んでいくようになります。
学校によっては「夜間の部」もあったりするので、少しキツイかもしれませんが働きながら通うこともできます。
多くの専門学校が卒業の際に動物に関する資格を取得できるようになっているので、ペットシッターへの就職に有利になることでしょう。
ペットシッターを目指すのであれば
- 「ペットの医療」
- 「ペットの福祉」
といった専門学校を選ぶようにすれば「動物看護師」の資格を取得できるので、重宝されることと思います。
スクールで学ぶ
スクールで学ぶ場合、1週間~2か月くらいの短期集中型でペットシッターになるための知識を学ぶようになります。
期間が短く、お金と時間の負担が少なくなるので資格を早くとりたい方にいいでしょう。
ただ、どうしても”広く浅く”の知識になってしまうため
「スペシャリスト」
となるためには学びたりない感じになってしまいます。
通信講座で学ぶ
通信講座で学ぶ場合、教材を使い2か月~6か月くらいかけて自分のペースで学んでいくようになります。
自分の都合に合わせて自宅で学んでいくことができるので、近くにそういった学ぶところがない人には最適です。
ただ、”自宅で自分のペースで”となると甘えが出てきてしまうことも...
他の場合でもそうですが、通信講座の場合は特に自分を律する強い気持ちが必要です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「ペットシッターになるために」といったことについて解説をさせていただきました。
今回の内容をまとめると
- ペットシッターになるのに絶対必要な資格というのはない
- ただし、ペットシッターとしての資格は取っておくべき
- ペットシッターを目指すには「会社に入る」「個人で開業する」のどちらか
- ペットシッターの知識を学ぶために「大学」「専門学校」「スクール」「通信講座」といった方法がある
といったところでしょうか。
ペットのお世話を代行するという「ペットシッター」
動物好きな人からすれば夢のような仕事かもしれません。
ただし、”飼い主さんの大切な家族”ということだけは忘れないようにしておかなければいけませんよ。
それでは、この記事が少しでもあなたの参考になれば幸いです。